がん薬物療法専門医養成WGリーダー
岡本 　渉

がん診療の５つの柱である、診断、手術療法、放射線療法、薬物療法、緩和医療のうち、主に薬物療法を専門とする医療者の育成に取り組んでいます。昨今、多数の新薬の登場により、標準治療は日々進歩しています。また、高齢患者や合併症を有する患者に対する治療選択や管理も重要な課題です。さらに、原病による症状や副作用管理のための支持療法を適切に行うことも重要です。本WGでは、がん薬物療法を臓器横断的に効率的に習得し、がん薬物療法専門医を目指すカリキュラムを策定しています。
より良いがん診療には、診断、手術療法、放射線療法、緩和医療を専門とする医師や他職種との連携が不可欠です。本WGでは、薬物療法のみならず、がん医療全体を俯瞰できる医療者の育成を目標にしています。